アンティークコイン・モダンコイン専門店 サクラコイン SakuraCoins

表面 ： 皇帝フォカス
裏面 ： 十字架と天使 

ソリダス金貨（ソリドゥス金貨）は、4世紀のローマ皇帝・コンスタンティヌス1世の時代よりローマ帝国・東ローマ帝国で鋳造された金貨の総称です。

11世紀ころまで高純度を維持し、「中世のドル」として東ローマ帝国の内外で流通しました。

中世フランスや南米などで使われた通貨のソル（Sol）、中世イタリアで使われたソルド（soldo）、中世スペインで使われたスエルド（sueldo）はソリドゥスに由来し、ペルーでは現在もヌエボ・ソルという通貨が使われています。

ビザンツ帝国

建国の年代は諸説あるが、ローマ帝国を継承した国家であり、首都コンスタンティノープルは第二のローマと言われる。

その地域性から次第にギリシア的性格が強くなり、西方教会（ローマ教会）の対立が明確となった結果、７世紀頃から「ビザンツ帝国」と言われるようになった



当コインが発行された頃のビザンツ帝国領土